「今を見つめ、未来を考える」10期キックオフ開催レポート

2026年4月1日、山梨県立図書館にて、KEIPE株式会社10期のスタートを全社員で迎える《10期キックオフ》が開催されました。今回は記念すべき10期という節目。
この記事では「今を見つめ、未来を考える」というテーマで行った10期キックオフの様子をお届けします。

もくじ

キックオフって?

“キックオフ”というイベントは、創業当時から年2回欠かさずに開催してきた、KEIPEにとってとても大切な節目の日です。就労継続支援A型事業を利用するメンバーも含む、全社員が一堂に介して行われます。


社員数も増え、拠点も分かれて働く中で、日々の業務だけを追っていると「なぜ働くのか?」という目的を意識しづらくなってしまいます。KEIPEでは、何のために自分たちが仕事をしてるのか、個々がKEIPEで実現したいと思った「目的」に立ち返ることや、会社が目指す「誰もがそこにいていい社会」をつくるという共通ゴールを見失わずに一丸となって進むために、10年間大切にキックオフを開催してきました。

このキックオフには障がいの有無というボーダーはありません。障がい、また雇用形態に関わらず、新たな仲間をみんなで迎えるこの雰囲気がKEIPEらしさでもあると思います。

入社式

2025年9月からの半年間で、新卒社員4名、就労支援A型の社員10名、中途社員3名が入社しました。新たに仲間に加わった社員17名を全社員で迎え、入社証書の授与を行いました。入社式は県内のテレビ取材もあり、改めて地域に貢献していく会社でありたいと背筋の伸びる思いでした。

NHK甲府放送局「Newsかいドキ」はこちらからご覧ください

フレッシュな目線で組織に新しい風を吹かせてくれる、新入社員のみなさんの活躍が楽しみです! ※顔写真を公開するのを控えたい方がいるため、一部社員の写真です

1部コンテンツ「今を見つめる」

キックオフは、毎回社内で実行委員会が立ち上がり、今会社にとって必要なテーマを決めて何を実施するかまで手作りで進めます。

1部は「今を見つめる」がテーマ。
KEIPEでは、内省し、自己対話を深めるような社内研修の機会がたくさんあります。9期は就労継続支援A型事業部でも「働くよろこびプレゼン会(※)」という新たな試みもあり、自身の気づきを仲間へアウトプットする機会が多くありました。

この日は3名が登壇。半年間自身と向き合ってきた軌跡をプレゼンテーションにまとめて発表しました。

1人目の登壇:佐野梨沙さん
長女で育った経験から「しっかりしたお姉ちゃん」であることが自分の存在価値になってしまっていたという自己開示でスタートした発表。そんな自分でいることが、無意識に安心でもあった過去を乗り越えて、自分らしくいること、人を信頼し頼ることで自分はもちろん、相手の可能性もを開いていくという決意を語ってくれました。


2人目の登壇:石黒耕一さん
支援学校の卒業から、一般就労での失敗経験を経て、KEIPEに入社してからのチャレンジを伝えてくれました。今では担当業務のマネージャーとして活躍していますが、自分の思いと裏腹にうまくいかなかったこと、それを仲間への想いで乗り越えた経緯を率直に語る姿が印象的でした。


3人目の登壇:飯室和希さん
執行役員という肩書きではなく、ひとりの社員として語りたいと始まったプレゼンテーション。リーダーとして活躍する反面、現場の社員と心が離れていく葛藤や、真摯にやったことも伝わらないもどかしさがあったそう。10期は目の前の人を最重要人物として大切に、チームがいきいき働く結果、組織としても最大の価値を発揮することを目指したいと語りました。



自分と真剣に向き合った人にしか語れない心からの言葉に胸を打たれ、とても勇気をもらうプレゼンテーションでした。



2部コンテンツ「未来を考える」

2部では、個人ワークとしてKEIPEという会社のいいところなどを振り返り、「10年後の2036年、KEIPEはどんな合言葉を掲げる?」という問いにそれぞれ言葉を考え、シェアしあいました。

「挑戦」や「Work as Life」、「人間らしくいこう」など、ずっと大切にしたいKEIPEらしさを各々が言語化。それぞれの経験値から出てくる合言葉は、どれも魅力的でした。

全社員の書いた合言葉はオフィスに掲示し、誰でも見ることができるようになっています。

KEIPE10期のスタート

今回のキックオフでは取締役や代表のあいさつも含めて、登壇した一人ひとりが自分と向き合い、弱さも葛藤もさらけ出しながら、チャレンジを伝えていたのが印象的でした。

どんな人も、その人なりの葛藤や挑戦があり、日々成長している。
そんな背景をお互い知っていれば、認め合いながら一緒にいることができる。「誰もがここにいていい社会」をこのコミュニティから確実に広げていきたいと感じるキックオフでした。

KEIPEは10期も、これまでの歩みを支えてくれた地域のみなさまに感謝して、未来に残したい地域や社会づくりにチャレンジしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします!