山角病院デイケアセンターでお話会をさせていただきました!

2024年10月17日木曜日、特定医療法人 山角会 山角病院が運営するデイケアセンターにて、KEIPE飯塚がお話会をさせていただきました! おなじく山角会が運営する就労継続支援B型事業所であり、甲府市美咲にあるパン屋さん「ココット」をご存じの方も多いのではないでしょうか。
飯塚は、KEIPEにて就労継続支援A型で6年勤務したのち、現在では社員として働いている仲間。今回のお話会のきっかけは、飯塚がKEIPEで働く以前に、デイケアや就労継続支援B型のお仕事をしていた時の担当だった相談員小林さんからの依頼でした。

デイケア内で一般就職していった先輩の経験談を聞きたいとの声があがり、飯塚の現在の活躍が思い浮かんでご相談くださったそう。当日は12名の希望参加者が集まり、前半はスライドを使って、自身の生い立ちや、気持ちの浮き沈みの経過、仕事に対する思いや辛い時期を乗り越えた経験談をありのままにお話しし、みなさん熱心に耳を傾けていました。
後半は、畳のある和室で質問を中心にした座談会。
「就職した現在の体調コントロールはどうしていますか?」「職場の方とはどんな風に体調のことを伝えてますか?」などたくさん質問があがりましたが、飯塚がみなさんにお伝えした好きな言葉、「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉がとっても印象的でした。ある時、自分の病気のこと、飲んでいる薬のこと、何も知らずに言われた通りにしていることに疑問を持ち、本を買ったり、体験談を聞いたりしながら学んでいき、自分を客観的に見ることで、回復に向かっていったというお話しでした。


今では落ち着いて体調管理をしたり、気持ちが沈みそうな危ない時にも自身で対処方法が考えられるようになっていったとのこと。これって障がいや健常は関係なく、健やかに生活する為にとっても重要なことだなと感じます。ありがたい感想もたくさんいただいた約2時間のお話し会でした。聞いていただいたみなさんにとっても、有意義な時間になったことを願っています!

山角病院デイケアセンターさま、素晴らしい機会をありがとうございました。
最後に、長年のお付き合いの小林さんに感想を伺うと、飯塚さん、見違えるように生き生きお仕事していて嬉しいです!とのコメントも。

当事者の経験談はとっても参考になるとのことで、またKEIPEが地域に貢献できることの一つとして、次にも繋げていきたいと思います。

飯塚

KEIPE株式会社の飯塚です!この度、ご縁があり山角病院デイケアセンターでお話をさせていただきました。「就労に不安を抱えている利用者さんに、体験談を話してほしい」というご依頼でしたが、参加してみたらみなさんの活発な意見、前向きな姿勢に私の方が勇気づけられ、パワーをもらえたひと時でした。私自身、自分の病気や症状に思い悩んだ時期もありましたが、現在KEIPEの社員としていきいきと働けていること、巡り巡ってご縁をいただけたことをとても嬉しく思っています。ひとりで悩んだり、行き詰まったりしたときに、仲間の存在や地域のつながりは何よりの支えになります。また機会があればこうした活動に参加していきたいです。

書いた人

広報担当ユカ/甲府に移住して4年目。
心身ともに子連れに優しい店が必要!という想いでMARLU SOUPを立ち上げたり、KEIPEの掲げる「誰もがそこにいていい社会」に向けて広報や、甲府まちなかの取り組みにも参画しながら、ゆるく生きています。2児(もうすぐ3児)の育児に大奮闘中。