製造物流チーム【アウトソーシング受託事業】

物流業・製造業の人手不足を解消するために、業務受託を通して、多様なスタッフと共に働く力を提供する

継承人

事業運営グループ 物流製造チームリーダー
津島 寿政《TOSHIMASA TSUSHIMA》

山梨県笛吹市出身 東京農業大学卒
ニックネームは じゅせ(由来は秘密!)
普段はおちゃらけてはいるが、ここぞという時には本気で関わる熱い心で製造・物流チームを牽引している。
肉と任天堂をこよなく愛し、キャンプなどアウトドア好きなインドア派。座右の銘は、なんとかなる!

継承人

事業運営グループ 物流製造チームリーダー
藤田 来夢《RAIMU FUJITA》

青森県鰺ヶ沢町出身。秋田大学理工学部卒。新卒で青森から山梨のKEIPEに入社し、現在は製造物流チームのリーダー兼、全社員研修PJリーダーを務める。標準語と津軽弁を操る二刀流。素直さと豪胆さを武器に、誰もがそこにいていい社会の実現を目指して山梨で奮闘中!

立ち上げストーリー

発起人となる先輩サポーターが県内企業とご縁をいただいたのがきっかけでした。

それまでのKEIPEは事業所内でできるお仕事がメインで、”人手不足解消のために、事業所の外に出て先方企業の1人のスタッフとして、お仕事をさせていただく”ことに対して、「ご期待いただいている成果を出すことはできるだろうか」「外に出ることはメンバーにとってプラスの経験にできるだろうか」と、さまざまな葛藤があったとのこと。

でも、実際にお仕事をする中で、障がいを持つメンバーが笑顔で汗を流す姿や、先方企業の社員の方と話す姿、「KEIPEのメンバーさん」ではなくて、「○○さん」と名前を覚えてもらえたこと。事業所の外で働く経験が、身近に社会とつながり貢献できている実感が持てて、1人ひとりの働く自信になっている話が聞こえはじめて。

今でも覚えているのですが、身体障がいを持ったメンバーから「足が悪いからという理由で外に出る機会を遠慮されたりするのが嫌だ!」と教えてもらったことがありました。彼らにとって、私たちが”挑戦への障壁を作ってしまっていた”ことに気づかされた経験でした。

私自身も、物流業・製造業の取引先企業との営業窓口をしていたり、現場へ同行する日々から「メンバー1人ひとりの可能性をつぶさずに”本人のやりたいこと”を一緒に追いかけたい」と感じ、先輩サポーターから想いを引き継ぎ、2024年から製造物流チームを担っています。

ありがたいことに受託のお仕事をきっかけに、これまで弊社の障がいのあるスタッフ35名が就労継続支援サービスを卒業し、企業へ就職すること出来ました。
特に取引先企業様をはじめ、障がい者雇用を検討中の企業様にとっては、共に働くための相互理解の一歩としても、アウトソーシングをご活用いただいています。

今では、取引先企業の人手不足を解消するために、人数枠を確保する以外にも、障がいの有無に関わらず働きたい意志のある人たちが力を発揮できるように、小さいことでも持続可能な方法で作業の工夫するなど、ミスが起きにくくなるきっかけをご提案し、共に作らせていただいています。


製造物流チームが大切にしていること

  • 取引先企業の成果に向き合い、企業顧客を自分たちのお客様として捉える

  • こうあるべきを押し付けずに、一人ひとりの働く可能性にこだわる

  • 障がいの有無、役職があることが偉いわけではなく、一人ひとりが責任をもって仕事をする

受託業務の実績

  • 物流倉庫でのピッキング/入荷検品/出荷業務

  • 自動車部品製造工場での検品/金型製造機械の操作補助業務

  • 公園内の樹木管理補助業務

  • ぶどう園での剪定業務

  • 自社ふるさと納税返礼品の出荷業務

  • 宿泊施設のベッドメイキング業務

  • 干しぶどうの加工(二次調理・ビン詰め等)

製造物流チームの卒業者数

製造物流チームでの業務経験から、2025年2月現在35名のメンバーが、障がい者雇用・一般雇用として企業就職させていただいております。

協業の可能性

実績のある受託業務以外にも、お仕事の人手不足・委託業務のご相談大歓迎です。
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