農家や企業、自治体など地域の方々と真剣に関わり、様々な課題解決を図る地方創生事業
発起人
飯室和希《KAZUKI IIMURO》
山梨県中央市(旧豊富村)の桃農家に生まれる。1児のパパ。好きなことは野球をすること。「社長の右腕募集!」という怪しい求人に応募したツワモノ。大事にしている価値観は愛・感謝・素直!
立ち上げストーリー
元々KEIPEでは、障がい者就労支援のサポーターとして働いていたのですが、社員の安定した雇用のために、請負ではなく自社商品を販売していきたいという思いがあって、商品開発とEC販売を始めたことが、今の事業に繋がるきっかけです。
その商品をふるさと納税にも出したいなと思い、甲府市や笛吹市と連絡を取り合う中で、たまたま市から「KEIPEさん県産のフルーツを扱ってもらえませんか?」と依頼を受けたのがはじまりでした。
実家が桃農家なので、よくわかっていたのですが実際に農業の現場では、世に出回らないものや、買い叩かれたり、捨てられる農産物がたくさんあるんです。僕らにできることってなんだろうと考えた時に、そういった今までの規格外品を試しに流通に乗せてみたら、「小ぶりなだけで廃棄になっていた桃」がすごく売れて。
生産者さんは慣例で「売れない」と思っていても、消費者側には需要があることがある。それに気づいた時、ここを拾い上げて価値をつくること、そこに雇用も生まれるということに、とても意義があるなと感じて「地域商社」という事業をスタートさせました。
去年、何百キロという量の桃を買わせてもらった農家さん。「こんなの去年全部川に捨ててたよ!」と感動してくれて、その農家さんが、さらに農家さんを紹介してくれて、そうやって顔の見える関係で作ってきた信頼関係が僕たちにはあります。
事業のビジョンとして『ふるさとを豊かにつなぎ、日常と産業をつくりだす』を掲げているのですが、特に大切にしているのは「仕事と雇用を生む」ことです。
ボランティアを集めたり、単発のイベントをすることでは、地域の豊かさにとって焼け石に水、という感じがしています。仕入れ先の農家さんも、流通の過程で働くひとたちも、一緒に地域をつくっていく仲間。本当に地域の日常に根付いた取り組みで、そのひとたち皆んなが持続的に豊かに暮らしていくことが大切だと考えて、たのしくわくわくしながら事業を展開しています!
事業内容
地域の生産者さんから仕入れた自慢の商品を、規格品も規格外品も含めてマーケティングし、商品化して流通させる事業です。フルーツが多いですが、それ以外の取り組みとして、甲府市の回収しているミックスペーパーという資源ごみを活用したトイレットペーパーをふるさと納税返礼品として販売もしています。
それでも現在、県内には捌ききれないほどのロスになってしまうような農産物があるので、そこに対してもアプローチするべく、現在自社加工工場を作り、商品化していく取り組みを進めています。直売所も2025年夏頃にOPEN予定!
💫協業の可能性
まずは、商品を買っていただきたいです!
ぜひ楽天ページなどをチェックして、応援してください◎
nouto直売所(2025年初夏OPEN予定)
住所 / 山梨県笛吹市石和町駅前5-5